こんにちは、
よしおです。
自分が定年を迎えたからか、メディアなどで定年や老後といったシニア世代向けの情報を以前に比べて非常に多くに目にしたり、耳にしたりするようになったような気がする。
例えば、TVコマーシャルのバックミュージックに60年代から70年代の懐かしい音楽を流したり、なんのCMか忘れたが、マッケンローなど往年のテニスプレーヤーを彷彿とさせるモデルを使ったりと。
つまり定年を迎えた人たち、そしてこれから迎えようとする人たちも含めて、商売をする人たちにとって大きな市場なんでしょうね。
輝く定年後 金づる世代
ちなみに60歳以上の人口は、どれくらいなんだろうと調べると、なんと現在の日本には4,000万人以上いることになっています。
これって凄いよね。
日本全体の約1/3ではないですか!
4,000万人というとちょっとして国の総人口に匹敵します。
例えば、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドの北欧4ヵ国の合わせた人口は約2,600万人です。日本人の高齢者の方が圧倒的に多いです。近いところでは、スペインの総人口が約4,600万人ほどです。
しかもこの4,000万人は、お金を持っていると思われています。
これは単純に考えてもわかります。
大学生までは、なかなか高額の買い物はできません。
また30代から50代の子育て世代もなかなか贅沢はできません。
自分のためにお金を仕える世代は、独身世代か定年後の高齢者となるわけです。
当然、売り手側は、4,000万人もいる60歳以上に金を使わせる仕掛けを日々考えていると思います。
まさにビジネス界では、60歳以上は金づる世代なのです。
輝く定年後 不安な定年後
売り手側の戦略としては、2つの傾向があります。
一つは、不安を煽るもの。
老後の資金は不足するから、投資信託に預けろとか、金融商品を買えとかいうもの。
また残された家族のために葬式代くらい残しましょうといった保険の類。
もう一つは、定年後は第二の人生。楽しまなきゃ損損という乗り。
まあ、僕なんかはこっちの方で、稼いで使おう、どうせいつお迎えが来るかわかんないし、ってとこです。
ただ、定年後は第二人生でも、不安に満ち溢れているわけでもありません。
次のステップにいくだけです。
よく老後資金は、2,000万円必要だ、3,000万円必要だと言われますが、生活に必要な金額はひとそれぞれで、しかも収入の形態もいろいろなので、そんな金額に惑わされないで、収入の中でやりくりすればいいのです。
最後に
輝く定年後なんてありません。また不安がる必要もありません。
どんなに拒んでもいつか現世とおさらばです。
それなら一日一日大切に生きればいいのです。
個人的には「期待しない生き方」がおすすめです。
輝く定年後にしなければいけない、第二の人生だから、なにかしなければいけない、と考えると結局は金づるとなるかもしれません。
また必要以上に不安に思うこともありません。
サラリーマンをやっていた人なら年金の受給があるので、その中で出来る楽しみを見つければいいのです。
輝く定年後はあるのか?
いいえ、そんなものはありません。
あるのは日々の暮らしだけ。その中で、もしかして輝くものが見つかるかもしれません。
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