こんにちは、
よしおです。
僕は、サラリーマン生活を37年4ヵ月続けました。
35年6ヵ月を正社員として、1年10ヵ月を定年後の契約社員として過ごしました。
新卒で入社した会社にそのまま勤めているので、社会人期間=勤続年数です。
ほかの会社のことはよく知りませんが、僕が勤めている会社は、新卒から働き続けて定年を迎えた人は僅かです。
中小企業だからでしょうか?それとも社風的に何か問題があったのでしょうか?
大企業で福利厚生がしっかりしている会社はもっと在籍率は高いのでしょうか?
さて、僕が退職した年も会社に4月になると新入社員がやってきました。
定年後37年 時代の大きさと重さ
4月も後半になるとOJTとかで二人の新人が、僕が所属するチームにやってきました。
チームリーダーが生憎出張に出ていたため、1時間半ほど、僕が研修を受け持ちました。
再雇用になっても新人を教えるとは思っていませんでした。
やってきたのは、女性2名です。
共に平成8年(1996年)生まれ。
僕の娘が、平成7年と9年ですから、娘の世代です。
ご両親の年齢を聞いたら、どちらも僕より年下で、一人のご両親など今年50歳だそうで、若いなあ、という感じでした。
まあ、僕も37年前はこんな感じだったのだなあ、と懐かしく思いました。
研修と言っても、用意も何もしてないのでアドリブです。
90分なんてなかなか持たないので、半分の45分で業務内容の話をしました。
あとの45分は、仕事や職場の変化について話しました。
新人にはどうでもいい話かもしれませんが、多分僕が言わなきゃ誰も言わないだろうと話しました。
まあ、新人だからとりあえず大人しく聴いていました。
サラリーマン生活38年 大きな変化
僕が入社したのが、1982年(昭和57年)。
前年に寺尾聡の「ルビーの指環」が大ヒットした頃です。
また、ピンクレディーが数々のひっと曲を飛ばし、2年前にはジョン・レノンが暗殺された時代でした。
一番大きな変化は、通信機器の進化と進歩でしょうか。
入社した頃は、ようやくファックス機器が市場に出てきた頃です。
ポケベルはありましたが、現在のスマホくらいの大きさでした。
現在、取引先との連絡は、メールが8割、電話が2割ですが、当時はほぼ100パーセント電話でした。
また残業や休出は当たり前のようにあり、オフィスで平気に喫煙していました。
新人に伝えたのは、オフィスの労働環境は格段に良くなったと伝えました。
またパワハラ、セクハラという概念はなく、いまなら問題になりそうなこともあったようです。
僕は、当時を懐かしく思い出しますが、また戻りたいとは思いません。
最後に
サラリーマン生活、37年間を振り返ってみると懐かしかったり、名残惜しいとは思いますが、思い残すことや未練はありません。
仕事ではたくさん失敗もしましたが、後悔することはありません。
おかしいですね。
あれだけ自分を押さえて会社の業務に勤しんだでし、働きづくめで、業務の改善を日々考えていたのに、退職直前の3ヵ月は、辛うじて残された時間を消化することしか考えることしかありませんでした。
その当時は、退職した後のことばかり考えていたと思います。
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