こんにちは、
よしおです。
僕は、定年前の2016年から書いているブログがあります。
すでに1,000記事以上投稿しているのですが、日記代わりに書いているので、大してアクセスが来るブログではありません。
でも自分がこの頃、こんなこと考えていたのか、と振り返るにはいいものです。
また、これから定年を迎え、定年後のことを考えている人には、僅かばかりの参考になればとも思っています。
さて、定年を迎える約3週間前の記事がこれです。
↓
定年後 残るも地獄 何もしないも地獄
なにか不安な気持ちが出ていると思います。
そして、定年後約3年半が経ち、そして会社員を辞めて1年半経つ現在だから思うことを書きたいと思います。
定年後 再雇用の危うさ
さて、この4月から改正高年齢者雇用安定法が施行されました。
これに関しては、詳しい記述は避けます。
簡単に言うと、
これまでの「65歳までの雇用確保」は「義務」でしたが
新しい「70歳までの就業確保」は「努力義務」です。
前の記事で取り上げていますのでチェックしてみて下さい。
↓
70歳まで働かなければならないのか?
つまりいままでは、一応同じ会社、職場で働くことが出来ましたが、今後は企業が用意した場所で働くことが出来るが、同じ会社、職場という保証はないわけです。
しかも、再雇用を2年経験した身としては、いくら希望すれば働けるといっても労働条件は、特に報酬、労働時間は企業側が主導権を持っています。
つまり従業員は、その条件を飲むか、どうかなのです。
嫌だと言えば、多少譲歩する企業はあるかもしれませんが、多分多くの企業では、
「残念ながら、再雇用は無理ですね」となると思います。
つまり定年後の再雇用は、常に労働者に取っては危うさを持っているのです。
定年後の再雇用 僕が感じた屈辱
僕は、定年後の再雇用は1年だけで辞めて、その後は自営とアルバイトで行こうと思っていました。
しかし、定年後の自営として始めた副業の収入は思うように伸びず、結局、再雇用は2年目も契約したのです。
この2年目の契約に関しては屈辱を感じました。
契約更新の2ヵ月前に、週4日勤務を申し出たのです。
その前に事前調査として総務部長にそれとなく聴くと、給料は8掛け位じゃない、なんて言っていたので、そので行けばいいかな、と思っていました。
しかし、甘かったのです。
会社側は、給料半分と言ってきたのです。
つまり、今まで通りフルタイムで働くか、それとも給料半分になるけど、週4日で働くか、という選択をすることになりました。
一晩眠れない夜を過ごして、結局フルタイムのままで働くことにしました。
しかし、その4ヵ月後に退職したい旨を上司に伝えたのです。
結局自分の希望よりも4ヵ月長く働きましたが、この経験はいい思い出となりました。
でも今考えれば考え方が狭かったと思います。
収入が足りないなら、アルバイトの掛け持ちでも出来たはずです。
毎日通勤時間で3時間も要し、気に食わない経営者と毎日顔を合わすこともなかったのです。
定年後の貴重な時間を使わずに住んだと思います。
ただ、携わっていた業務や一緒に働く仲間には恵まれていたので一概には悪いとは言えませんでしたが。
最後に
ここでの教訓は、定年後の準備はやはり50代半ばからしていた方がいいですね。
僕はしていたつもりですが、十分ではなく結果も出していませんでした。
また大事なのは、働く気持ちと体力があればなんとかなる、ということです。
現在、僕は63歳で、収入は、アルバイトと自営、そして年金の3本建てですが、自営を伸ばすことがもっとも収入を増やすことに繋がります。
以上、定年後3年経って感じていることです。
今後の展開は、またこのブログで報告していきます。
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