こんにちは、
よしおです。
定年後の働き方として、大きく3つの働き方に分けることができます。
ひとつは、勤めていた会社を一旦定年退職して再度雇ってもらい再雇用で働くこと。
次は、定年退職して別の場所で正社員またはアルバイト、パートで働くこと。つまり再就職または転職。
そして三つ目が、自分で事業を始める起業です。
前に書いた記事でも、再雇用→転職→起業の順にハードルが高くなるように感じますが、実際は、それはイメージでしかない、と僕には言い切れます。
今回は、定年後の起業について書きます。
定年後の起業とは
起業とは事業を起こすことです。
では、事業と何か?
一般的に仕事のことです。
ただ、イメージとしては、社会的な大きな仕事や生産・営利を目的として経営する仕事として捉えれられることが多く、なんか、大ごとな感じがします。
でもミクロ的な視点で見ると、個人で行う仕事も十分事業と言えると思います。
起業というと開業するに当たり多額の費用が掛かったり、オフィスや従業員を雇ったりと一世一代の大仕事のように思われますが、
個人事業主として税務署の届け出して開業資金も使わず始めるのもりっぱな起業だと僕自身は考えています。
そういう意味で、僕は2018年10月から個人事業主として起業しました。
職種は、インターネット広告業、つまりアフィリエイトのことです。
そしてすでに2回確定申告もしています。
2回とも収入がまだ少なく残念ながら赤字でしたが、当面は黒字化と法人化が目標です。
当然開業資金は特に使っていません。会社員時代から副業として続けているアフィリエイトを本格的にやろうとしただけです。
経費は、インターネットを使うので、サーバー代、ドメイン代、パソコンのレンタル代、通信費用、アフィリエイトの塾費用などで、年間50万円ほどです。
純粋なアフィリエイトの収入だけではまだ賄えないので、アルバイトをしています。
なんか売れない役者や芸人みたいですね。
えっ!?それで起業なのと言われそうですが、他に適当な言葉が見つかりません。しかもアフィリエイトは、無限の可能性を秘めています。
自分では、トレジャーハンターのつもりでやっています。ちょっと老いぼれていますが。。。
つまり定年後の起業とはこの程度のことなのです。
しかし、やるとやらないでは大きな違いがあると僕は思っています。
定年後の起業 難しくない
少し前に日本を代表する企業のトヨタ自動車のトップは、もう終身雇用の時代は終わったという意味の発言をされました。また、国も副業や兼業を推進するようになってきています。
個人的には何をいまされ、と思っています。
富山の田舎で育った僕は、周辺に農家や漁業をやっている家庭が多く、また友人たちもそんな家庭が多かった関係から、兼業が当たり前でした。
お父さんがサラリーマンで、休みの日は農家の仕事もするという家庭が普通だったのです。
また、僕は大学はアルバイトしながら通いましたが、何か好きな仕事をするのに、そのための資金稼ぎをするという発想は自然でした。
むしろ、サラリーマンになってアルバイトや副業禁止と就業規則に明記されていて、なんか不思議な印象を持ったものです。
だから、折からの不景気で給料が下がり、また定年も見えてきた50代半ばには真剣に副業探しを始またのは、自然な欲求からでした。
そんな時に出会ったのが、アフィリエイトだったのです。
また、アフィリエイトは、定年後にやる仕事としては悪くないと僕は思っています。
つまり運営費用はそんなに掛からない、情報に敏感になり、頭を使うのでボケ予防になる。
また自分の発信することが多くの人の共感を呼ぶ、などで、もしこれで大きな収入が上がらなくてもやりがいは感じています。
そして定年後の起業が難しくない一番のポイントをお話しします。
つまり、その起業が上手くいかなくても年金という収入があるということで、それほど深刻にならないことです。
そのためには、定年後の起業は、借金をしたり大金をつぎ込んだりしてスタートしないことが、一番大事だと思っています。
最後に
僕は、誰も誉めてくれませんが、37年間のサラリーマン生活を続けたことに誇りを持っています。
はっきりいって、サラリーマン生活の8割が、嫌なこと、辛いこと、理不尽なことでした。
でもそれは家族のためと残りの2割の楽しいことや達成感があったからです。
特に会社で出会った先輩、同僚、後輩たちには素晴らしい人が多く、いまでも付き合っている人は何人もいます。
そして、定年後、給料が下がった時にいままで我慢していたことが、耐えられなくなったのです。
そして、こんな風に思うようになりました。
今はの際に、1と2のどちらの気持ちになるか?
1、ああ、サラリーマンとしてあの企業で最後まで働けて幸せだったなぁ
2、あの時辞めて良かった。自分の好きなことを始めることができ、大変だったけど楽しかったなぁ。
絶対、2だと思ったのです。
1はありないと思いました。
経済的には、特別支給の老齢厚生年金が出る63歳までいた方が良かったかもしれませんが、我慢できなくなった僕は、61才と10ヵ月で37年6ヶ月勤めた会社を退職しました。
あんなに長くいた会社なのに、不思議と未練は何も感じませんでした。
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