こんにちは、
よしおです。
定年の年がやってきました。
僕は9月末で定年なので、3月末までに意志表示をしなければなりません。
僕の一番の悩みは、お金です。
というのは、長いサラリーマン時代は、順風だった訳ではなくバブル時代の経験し、その後の長い不景気も経験しています。
全く影響を受けなかったわけではありません。
特に不動産で失敗もしていてこの時点でまだまだ不良債権を持っていました。
つまり気持ちとしては、定年を機に辞めて起業というとカッコいいですが、独立したいという気持ちといやいや無難に今の会社で続けた方が、いいのでは?という気持ちが強くなってきました。
この時点でまだ三人の子供の内まだ二人が大学生でした。
定年後の生活費 給料
定年後の生活費を考えるに、会社の総務に聴いても個人個人によって違うので、最終的に決めるのは社長ということで、先輩たちにヒアリングすることにしました。
そこでわかったことは、3つでした。
1、交通費以外の手当て支給がなくなる。
2、基本給は、人によって違う
3、社会保険は付く
ということでした。中には、基本給は特に変わらなかったという先輩もいました。
しかし、中小企業の哀しさというか、もともと基本給は高くありません。それを営業手当や役職手当などでカバーしているのが現状でした。
僕は、役職手当、住宅手当、家族手当など合計で10数万円支給されていました。
これで基本給も下がられれば、手取りで6~7掛けくらいかな、考えました。
しかし、それでもアルバイトするよりましかな、というのが僕の考えでした。
アルバイトの情報も集めてみました。
多いのがガードマンや飲食店です。
そんな時、妻が勤めている家具の量販店いいよ、と言ってくれました。
知名度の高い企業で、働きやすいということです。
ただ、週20時間程度しか働けないということでした。
すまり月80時間ですから、手取りで8万~9万円にしかなりません。
しかも定年前の僕には、不動産の不良債権以外にも月々の返済がありました。
定年後の生活費 退職金
月々の返済している案件は、退職金でなんとかしたいと思っています。
最悪、退職金は半分くらいになってしまうかもしれないとも思っていました。
それには、定年になる9月末にちゃんと退職金を受け取ることができるのが条件です。
先輩の中には、いろいろ条件で揉めて少し遅れたという先輩もいました。
僕の場合、9月まで迄に持ちこたえるのがぎりぎりのところでした。
定年後の生活費を試算するには、退職金がちゃんともらえることが大前提でした。
就業規則には、退職金の計算方法が明記されています。
それによると、それなりにもらえそうです。
と言っても平均よりは、やや低いくらいで、2年前に定年を迎えた妹のだんなに比べ2/3程度でした。
それでも8桁以上もらえればなんとかなると思いました。
僕の計算では、返済を続けている借金は、全部退職金で完済する。
そして不動産は、現在売りに出しているのでその結果を待つ。
これをやれば、月々手取りで20万円あればなんとかなると試算したのです。
最後に
僕は、1990年に投資用のマンションを買ってしまい、それがその後30年近く重荷になっていました。
どうして買ってしまったんだろうと後悔しても始まりません。
毎月家賃収入はありますが、それ以上のローンの返済がありました。
投資用のマンションは、独身の時に買いましたが、その後結婚して’97年には、住居用も購入したのです。
いろいろありましたが、14年後には住居のマンションは手放し、賃貸のアパートに、そして投資用も昨年末に処分することができました。
しかも三人の子供は全員私立大に行きました。
結局は、正解だったのは、同じ会社で働き続けたことと妻も働いたことです。
また子供たちも高校生の頃からみんなアルバイトをしていました。
こんなことで持ちこたえたのかもしれません。
こういうサラリーマン人生なので、定年後も慎重になっていました。
次は、定年後の再雇用の条件を提示されたことについて書きたいと思います。
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