こんにちは、
よしおです。
東京新聞の木曜日版に、『100年時代 「働くシニアの生き生き相談室」』という紙面があります。僕は図書館でよくこのコーナーをチェックしています。
10月20日(木)の紙面には、会社員の52歳の女性から「75歳まで仕事を続けるには」という相談が載っていました。
僕自身、少なくても75歳までは仕事をしていたいと思っているので興味を感じ、今回取り上げることにしました。
相談 75歳まで仕事を続けるには
相談者の内容は、次のようなものです。
『相談者さんは、現在52歳の女性。転職3社目で在籍12年。その会社は定年が60歳で、再雇用で65歳まで働ける。
ただ、人生100年時代と言われる昨今、社会との関わりとして75歳までは仕事をしたい。
友人、知人には起業したり個人事業主になっている人も多いが、その苦労などを聞くと自分には無理だな、と現在は会社員を選択している。
しかし、好きな時期まで働き続けるには会社員では無理だと思っている。
その半面、なにかやりたいことがあるわけでもない。
奮起のきっかけとなるヒントはないか?』
これに対して、ライフデザイン・アドバイザーの方が、次のように回答されていました。
独立 起業に絞らずスキル磨き
回答者は、ライフデザイン・アドバイザーの西川由喜さん。
この方の回答は、非常に相談者に寄り添って、そっと焦る気持ちをやんわり諫める内容で僕はとてもいいと思いました。
『仮にあなたが焦って今独立されても、それが生涯やりたい仕事かどうか分からないと思います。社会との関わりとしての仕事と幸せな生活とを末永く両立させたいと望まれるなら、そのための選択肢「独立・起業」に絞る必要はないでしょう。』
それに続いて、西川さんの周りには、企業ブランドや役職、報酬などの外形的なこだわりを思い切って捨て去り、セカンドキャリアをスタートした人が多くいるそうです。
NPOに参加したり、地域や子育ての支援をしたり、ファーストフード店員になった人もいるそうです。そして、皆さん現役時代よりも生き生きとしているそうです。
そしてそんな人たちに共通することは、50代から準備していること。
面倒な仕事を引き受け、年齢に関係なくフラットを関係を築いていること。
つまり、周囲から必要とされる人間力のスキル磨きが大切と締め括っています。
まとめ
僕がこの女性の同僚か友人なら、こんな相談を受けたら、西川さんの回答に近いと思います。今の会社は、12年目ということで、定年後も再雇用で65歳まで働けるのなら、無理して起業や独立をする必要はないと思います。
しかも文面からは、現在の会社への不満は記されていないので尚更です。
むしろ働きながら副業を始めるなど、65歳以降の仕事や活動の準備期間と考えて、65歳までの期間を使われてはいかがでしょうか?
もし副業が以外にも上手くいくようなら独立の考えてもいいと思います。でも、思うように行かないのが、世の常ですからむしろ65歳までは今の会社で働いて、それ以降は、副業を膨らませるか、アルバイトをするか、そして年金との兼ね合いで考えてみるというのが、僕は堅実な生き方とだと思います。
焦る気持ちは抑えて、着実に行くのが僕はいいと思いますね^^
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