PLAN75 年寄りを働かせたらかわいそう?

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こんにちは、
よしおです。

先日、現在上映中の『PLAN75』(早川千絵監督)を妻と観てきました。
珍しく妻が観に行きたいというので、近所の映画館に行ってきました。

妻も友人が観てよかった、というので観に行こうということであった。

近くの映画館は、僕のアルバイト先がある同じショッピングセンターに入っているでのアルバイトに間に合うかな、と思いながら観に行きました。

まあ、アルバイトの開始10分前に出ればいいかなと思っていたのですが、結果大丈夫でした。

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倍賞千恵子 圧倒的な演技

倍賞千恵子さんの演技が凄さを感じさせない凄さを感じました。
圧倒的な演技というといかにもと感じるかもしれませんが、まるでドキュメンタリーを見ているように78歳の女性を演じています。

いや、演じているというのは違うかもしれない。実際に生きている78歳の女性をカメラが勝手に追っているような錯覚を憶えました。

この映画は、倍賞千恵子さんの存在失くして出来なかった映画ではないか、とまで思いました。

考えてみれば、子供の頃から知っている女優です。
かと言って、彼女の映画は観ているだろうか?

改めて彼女の作品を観てみたいと思ったものです。

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年寄りを働かせたらかわいそう

映画の中で、主人公の倍賞千恵子演じる角谷ミチが働いているホテルの客室清掃員を職を解雇されるというシーンがあります。

その理由として、そのホテルに「年寄りを働かせたら可哀そう」という投書があったというからだそうです。

実は、このシーンに僕は反応しました。

いまから4年ほど前の2018年、企業は70歳までの雇用の義務化が取りざたされていました。結局、現在70歳までの雇用または職場の斡旋などの努力義務となっていますが、流れからいずれ義務化されると考えられます。

それに対して、現役の会社員は、自分がそこまで働きたくないとか、もっと若い世代は、上がいなくならないと自分たちの仕事がなくなる、または職場が介護状態になる、自分の親が年老いても働いていたがその姿を見るのが辛かったなど、反対意見の方が多かったように記憶します。

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まとめ

いくつになっても働けることは素晴らしいことです。
しかし、無理やり、仕方なく働くのと、自ら働きたいから働くのとは大違いです。

以前の首相は、いくつになっても働ける社会の実現をと国会で話していましたが、国の本音が見える、つまり社会保障が十分でないから、働いてもらわなきゃ困る、というのがあるので言葉通りには受取れませんでした。

逆に捉えれば働けなくなったら、どうなるか知らないよ、という無責任な発言とも感じました。

ぜひ「PLAN75」を観てほしいです。
そして自分なりにいろいろ考えてほしいです。

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