こんにちは、
こめまるです。
若い人の中には、年金なんて当てにならないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、現在の年金制度はよくできている制度だと思います。
これは、僕自身が昨年12月から受給が開始されて感じたことです。
37年間のサラリーマン時代は、嫌なこともたくさんありましたが、続けてきて良かったと思ったのは、やはり年金の受給が開始されてからです。
ただ、これから受給が5年後10年後、はたまた現在40歳なら25年間ある方たちは、実際に受給開始時点どうなっているのが不安だと思います。
https://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html
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一番いいのは、ねんきんネットに登録して定期的にチェックするのが一番です。
このままサラリーマンを続けるなら受給がいくらかわかります。
さて、今日は昨年2020年(令和2年)6月5日に公布された『年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の概要』から、大きく改正された三つについて考えたいと思います。
知っておきたい年金の三大改定
自身ある方は、厚生労働省の公式サイトで、年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しましたを読んでみてください。
僕もざくっと読んでみましたが、詳細を理解するのは難しいので、分かりやすく説明しているサイトを見つけました。
WOMAN SMART(日本経済新聞と日経BPの共同運営)というサイトのマネーという項目からの記事です。
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75歳受給なら8割増 知っておきたい年金の3大改定
三大改定は、次の三つです。
☆21年4月、年金額改定のルールが変わった
・将来受け取る年金が目減りする可能性あり
☆22年4月 受給開始年齢の上限が75歳
・75歳まで繰り下げると、年金額は84%増加
・税金や社会保険料に注意
☆22年10月~厚生年金加入対象者が増える
・対象企業の要件が22年10月から従業員100人超、24年10月に50人超に拡大
・パートで働く人も厚生年金に加入するケースが増える
このWOMAN SMARTの記事は、とてもわかりやすくちゃんとしているので、ぜひ読んでみてください。
僕がこの記事を信頼するのは、どうしてもわからない個人差の大きな寿命のようなことに対してはっきりわからない、と書いていることと、年金は、長生きした時の保険と書いていることです。変に期待を持たせることがないところがいいです。
75歳まで繰下げで、年金額84%増
僕が一番興味を感じたのは、65歳から受給しないで、最大10年間繰り下げると84%も多く受給できるということです。
例えが、65歳から年間150万円だった場合、75歳まで繰り下げると150万円×1.84=276万円になるのです。
なんと126万円も多く受け取ることが出来るわけです。
しかし、ここでハタと僕は考えました。
・あくまで65歳からの10年間、年金の受給をしなくても大丈夫な収入が必要
・人の寿命はわからない
・75歳以降の税金、社会保険も考えておくこと。
はっきりいって僕は、65歳から厚生年金150万円にプラスして、企業年金約60万円、加給年金約39万受け取れます。つまり繰り下げた場合、厚生年金分の150万と加給年金分39万、合計約189万円以上の稼ぎを自営で上げないと年金の繰下げはしない方が良いということです。
僕の自営の目標が、月額30万円ですから、65歳になる半年前くらいから30万円以上を連続して稼ぐことができれば、繰下げを検討してもいいかな、と今は思っています。
まとめ
定年後の不安材料としてお金のことを上げる人が一番多いようです。
でも長年サラリーマンをしてきて、退職金が支給され、年金も受け取れるなら、お金の不安は一番解決しやすいと思います。
なぜなら、数値で表すことが出来るからです。
一方、その他の不安である「健康」「孤独」は数値で表すことが難しいです。
そんなことで、知っておきたい年金の三大改定について考えてみました。
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