こんにちは、
よしおです。
僕が、アルバイトしている家具やホームファッションの量販店には、問題があったら改善するためのオンラインの目安箱のようなものがあります。
問題提起を喚起するポスターには、『問題がない それは問題だ!』と大きくプリントされています。
さて、今日は悩みがないという65歳の女性からの相談について考えたいと思います。
悩みがない 私は変人?
6月26日の毎日新聞の人生相談のコーナー。
時々みています。
特にヤマザキマリさんが回答する時は、必ず見ています。
今日の回答者は、作家の高橋源一郎さんです。
さて寄せられた悩みというのが変っています。
今日寄せられたお悩み相談というのが、次のような内容です。
「ところで私には悩みがありません。楽しいばかりで、悩んでいる人に申し訳なく思っております。そんな私は変人でしょうか。」
という65歳の女性です。
なんか、おかしくありませんか?
悩みがない人を自称している人が、人生相談に投稿してくるのです。
つまりこの65歳の女性は、自分で気づいていないだけで、悩んでいるのです。
彼女の悩みは、悩みがない自分は変人ではないか?と悩んでいるのです。
だから、人生相談コーナーで高橋源一郎さんに相談しているのです。
高橋氏は、姜尚中さんの著書『悩み力』の本を例に挙げ、姜さんは「悩み力」の持ち主として夏目漱石を挙げていることを記しています。
そして、そんな夏目漱石らの姿を高橋さんは、次のように解説しています。
「悩んでいるからこそ、それを解決しようと、自分自身と正面から向き合います。あるいは、他の誰かと。
中略
「悩みがない」というのは、人生最大の欠陥である可能性がありますので、まずそのことで大いに悩んでください。」
と閉めています。
まとめ
生きていれば、悩みはつきもの。
悩みがないなんて決めつけないで、悩みを探して、解決してみよう。
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