こんにちわ、
よしおです。
定年を無事に迎えた人は、多かれ少なかれ40年前後、雇われて働いてきた人がほとんどだと思います。
つまり40年という長期に渡って”頑張って”来たのです。
そんな人生に疲れたおじさん、おばさんに、いやぁー、定年後も働きましょう、とか残りの8万時間は、何かをやりなさい、無駄に過ごしてはいけません、と言われるとどぉーっと疲れていしまいます。
まだ、頑張れって言うのかよ、と愚痴の一つも言いたくなります。
あれ?あんたもそう言っているじゃないか、と言われそうですが。
そこはちょっと違うんだよね。
それについて書きたいと思います。
定年後 頑張るとは?
さて、そもそも”頑張る”とはなんでしょうか?
そこで、ネットで簡単に検索できるgoo国語辞書で見てみます。
がん‐ば・る〔グワン‐〕【頑張る】 の解説
[動ラ五(四)]《「が(我)には(張)る」の音変化、また「眼張る」の意からとも。「頑張る」は当て字》1 困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して―・る」
2 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我(が)を張る。「―・って自説を譲らない」
3 ある場所を占めて動かないでいる。「入り口に警備員が―・っているので入れない」
[可能]がんばれる
一般に、「頑張れー!」とか「頑張ってー!」とかけ声を掛ける時は、”1”の困難にめげないで我慢してやり抜いて欲しいという願いを込めてのものです。
一方、頑張るという言葉は、2や3のように困る意味にも使われているのです。
といっても、時と場合によっては、称賛されることもあるので、なんとも言えませんが。。。
さすがに人生を60年以上生きてきて、再び、”困難にめげないで我慢してやり抜く”という頑張るという行為は、どうもしんどいように思います。
定年後 頑張らないで楽しむ
最近よくネットで見かけるのが、70才まで働くということです。
その論調の多くが、働かなければいけない、働かされる、自由がないといった悲壮感の漂うものです。そんな調子だと、これから定年を迎えようとする人や若い世代は、どうしても定年後、または老後に対してネガティブに捉えます。
僕が、定年後のことを考えるようになったのが、50代中頃からですが、その時にも定年後に関する記事は、悲観的なものと楽観的なものの2種類でした。
定年後となれば、これからの残り時間も少なくなります。
どちらかというと余韻を楽しむ時期だと思います。
そこで再び”頑張れ”はないよね。
定年後は、フルコース料理のようなもので、デザートの時期です。
いままでの料理の余韻を楽しみ、デザートに舌鼓を打つ。
僕は、こんな気持ちで定年後を送りたいと思います。
最後に
定年後も働き続けるスタイルとしては、大きく分けて2種類です。
雇われて働くか、雇われないで働くかです。
どちらがいいとは言えませんし、いう必要もありません。
雇われて気楽に、気の合う仲間たちを楽しく働ければ日々充実するでしょうし、雇われないで自営で働いても、資金調達で疲弊する人もいるでしょう。
つまり、定年後、働くにしても、働かないにしても、頑張らないで、日々の生活を楽しんで味わうことが出来るのが、一番ハッピーなことだと思います。
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