こんにちわ、
よしおです。
五木寛之氏の本で、『孤独のすすめ 人生後半生き方』という本があります。
実は、読解力がないのか、まだ十分理解できません。
ただ、もしかして、この本の「はじめに」の部分に書かれていることが、本当に五木さんの言いたいことなのだろうか、と思います。
今回は、定年後の孤独と自由について考えたいと思います。
定年後 孤独のすすめ?
定年後の三大不安は、「お金」「健康」「心」と言われています。
頭文字を取って、3Kとも言われます。
特に最後の「心」は、孤独とも言われ、人によっては、「孤独」になることが一番、辛いことと言います。
では、何を信じたらいいのか?
僕は、孤独=自由と考えるようにしています。
僕は、定年を境に一番大きな変化は、自由になったことだと思います。
「お金」に関しては、収入はサラリーマン時代の3割くらいにまでなりました。「健康」も年齢に相応だと思っていますが、当然体力は落ちています。
定年後の三大不安のうち、2点は、確実に定年前よりも下がっています。
しかし、「心」はどうでしょうか?
ハッキリ言って、僕は、サラリーマン時代より確実に自由になりました。
サラリーマン時代は、通勤時間も含めれば、起きている時間を会社に仕事に使っていました。
それは、ほとんど義務でした。家族のため、会社のために時間を費やしていたのです。もちろん、それを無駄だとか空しいと思うことはありませんでした。
家族と生活していくために大前提だったのです。
しかし、そのためにサラリーマンをしていると会社や上司からの理不尽な指示や会社の内外を問わない雑用や問題解決に神経をすり減らしていて、自由と呼べるものはなかったのは事実です。
だから、僕は定年後に孤独になることはすすめませんが、ある程度孤独になることによってそれ以上の自由を得ることができれば、孤独も悪くないと思っています。
定年後の孤独と自由とは
僕は、大手の家具や日用品を扱っている量販店でアルバイトしています。特に家具の担当をしているので、お客さんと話をする機会は多いです。
特に60才以上の男性から、どうしてここでアルバイトしているのかとか、逆に自分は定年後こんな生活をしてきたなど話しかけられることが、時々あります。
ハッキリ言って、自分の好きなことをしている人は、明るいです。
先日は、80才くらいの方は、定年後、カメラを買って、世界中旅してまわったという方がいました。
普通に60才過ぎまでサラリーマンをしていて、定年後に趣味だったカメラを持って、世界を旅したそうです。
そんなことを楽しそうに話されていました。
また、やはり80才くらいの方は、自分の設計事務所を経営され、大きくしたので子供に引き継いだと楽しそうに話されていました。
そんな人生の先輩方の話を聴きながら、自由を得ること言うことが一番なんだな、と思うようになりました。
最後に
自由と孤独は、その意味において、相対するような言葉のようでもあり、共通している言葉でもあるように感じます。
自由になるために組織から離れ、家族とも一定の距離を置くことがいいのかもしれません。
あと物の考え方です。
定年後も生きていくために働かなければ行けない人は多いと思います。私もその一人です。
ただ、働かされていると感じるのが一番辛いので、再雇用よりも収入は下がっても、僕は自営業やアルバイトがいいと思うのです。
コメント