定年制度 メリットとデメリット

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こんにちは、
よしおです。

国の方針や世の中の動きから考えて、遅かれ早かれ、定年制度は無くなる方向だと思います。

多分、今後、5年10年で、サラリーマンの定年という言葉自体が古くなっているかもしれません。

しかし、これはずっと働けるという意味ではありません。
逆に企業が、従業員をチェックする目は厳しくなると思います。

また年功序列は、ほぼ無くなっていますが、給料に関しては雇う側と雇われる側で攻防が出てくると思います。

さて、ここではあくまで定年を経験した一サラリーマンの意見を記します。

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定年制度 メリット

僕が勤めていた会社は、従業員200名程度の中小企業でした。
定年は60歳でした。

ただ、僕が入社した1982年当時は、定年は55歳でした。

つまり国の方針、世の中の流れに沿って設定されていました。

僕は、定年制度に関して賛成です。

メリットは、定年があることで働く期限の目標が定めやすいことです。

それに伴い人生設計が立てやすいことです。

僕は、55歳ころから定年を機にあれしたい、これしたいという希望があり、漠然とではありますが、定年後の予定を考えていました。

つまり、人生設計を定年を基点に考えるととても考えやすいということでした。

しかも定年の時期が現在60歳ということで、僕の場合はまだまだ元気なので、カッコよく言えば第2の人生を歩めているのです。

実際僕は、第2の人生という言い方はしていませんが、サラリーマン時代とは、全く違う生活を現在しています。

極端な人に言わせると、サラリーマン時代はリハーサル、定年後からが本番なのだそうです。
サラリーマン時代の理不尽に指示や働き方に耐えた時代から、定年後は、自分本位の生活へと切り替えるタイミングとしては、定年は絶好のチャンスなのです。

もしこれが、定年制度がなくなれば、退職するタイミングを自分で決めるか、企業側からの戦力が通告を受けるかになってきます。

自分で決めるならいいですが、企業側からの通告は、突然でしょうから、路頭に迷う人も出てくるのではと思ってしまいます。

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定年制度 デメリット

デメリットは、何と言っても雇われる側にあります。

つまり定年という制度があるために、定年前と定年後で同じ業務をしているのに、給料が減ってしまうということです。

また多くの人は、定年を機に役職がなくなり、それまでの責任からは解放されますが、権限も無くなってしまいます。

しかも、フルタイムで働きたいと思っていても週3日や4日の勤務が命じられ、社会保険の負担も自分でということになる場合もあります。

つまり、単に定年になっただけで能力や意欲に関係なく、給料が減らされたり、閑職に回されたりするのは、耐えられないものがあります。

それに対して雇う側には、あまりデメリットはないでしょう。
むしろ定年が無くなる方が面倒かもしれません。

定年がなくなれば、使えない従業員をだらだら雇うというデメリットが発生し、解雇ということになれば、それなりに、特に通告をする担当者は辛いエネルギーを使うことになります。

そして、僕が一番のデメリットと考えるのが、第2の人生へにシフトするタイミングを逸するのではないかということです。

定年が無ければ、60歳を過ぎてもそのままサラリーマンを続け、気が付くと既に老け過ぎていた、なんて気づいて愕然とするのではないかと心配するのです。

特に、真面目で従順な人ほど、結局生涯その企業で働いていた、ということになりそうです。

もちろん自分で望んで勤めあげたと言うのなら、いいと思いますが、なんとなく、特に考えもなく、楽だからというのは、なんか寂しいと思います。

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最後に

結局、定年制度のメリット、デメリットを考えてみると、詰まるところ、自分が何したいかということだと思います。

それが、定年があれがやりやすい、考えやすいというだけで、定年がなくなってもその気になれば、出来ることです。

ただ、そこまで考えていない人は、雇う側の企業に翻弄され、流されていくのではないか、と思います。

そして、これも周囲がどうこういう問題ではないのです。

結局は、本人次第ということですね。

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