こんにちは、
よしおです。
僕は、合唱団に所属しています。
残念ながら現在新型コロナ禍により、練習が休みです。
僕が所属している合唱団は、神奈川県の中でも30年以上続いていて、しかも団員も100名以上いる実力のある合唱団です。
ただ、構成メンバーを見ると女性が3/4、男性が1/4と男性の少なさが目立ちます。しかも男性は、全員60歳以上。
僕が入団した時、62歳です、と言ったら
皆さん、若いですねぇ、という反応でした。
そうなんです、女性は、割とメンバーの年代が幅広いのに対して、男性は全員60代以上で、60代後半から70代前半が中心です。
中には、僕の父親よりも年上の80代後半の方もいらっしゃいます。
定年後の学び 合唱団
さて、ここで考えたいのが、合唱団に所属する男性が、全員60歳以上だということです。
実は、僕は40代の時にも違う合唱団に所属していましたが、そこもやはり60代以上の方が多かったものです。
40代の僕が若い方でしたが、結局、仕事の関係で退団してしまいました。
つまり、50代までの現役世代は、なかなか趣味を楽しむ余裕がないのが現状です。
僕はどちらかというと、音楽(楽器演奏含む)、本、漫画、映画などというインドアの趣味が多い方でしたが、現役時代は、なかなか時間が取れなかったというのが本音です。
しかし、定年後になると多かれ少なかれ、時間が増えます。
この増えた時間を現役時代にやりたかったことに回すことがおすすめです。
でも、一人でやるものはどうしてものんびりしてしまいます。
おすすめは、合唱団のように仲間とやること、または僕が現在挑戦しようと学んでいる京都検定のように試験などがあるものなど、ある程度強制力があるものがいいと思います。
例えば、合唱団。
毎週決まった時間に練習場所に集まって指導者の下で練習します。
しかも定期的に公演があるので、予習と復習は欠かせません。
昨年の公演では、J・S・バッハの大曲『マタイ受難曲』をやりました。
僕が、40代の頃から歌いたかった曲です。
まず、ドイツ語のテキストを読んで、カラオケのCDを聴いてメロディーを憶えます。
そして練習場では、指揮者の先生のもと、あーだ、こーだと言われながら、アンサンブルを作っていきます。
合唱団の人たちは、皆さん、実年齢より若々しいのは、そんなことを日々やっているからだと思います。
定年後の学び 京都検定
僕は、若い頃から京都への憧れを持っていました。
20代の頃、初めて司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んで、深い感銘を受けて、東京から京都までオートバイを飛ばして、霊山の坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓にお参りに行ったくらいです。
また、確かもう20年ほど前になりますが、年末に京都で何かを記念して大規模な第九のコンサートが開かれることになりました。
僕は、参加を申し込んでいたし、運営担当の方からも何度かお電話を頂いたのに、結局、会社の仕事が忙しくて参加できませんでした。
そんなことから京都へは強い思いを持っています。
そんな折、ご自身定年後に起業され、現在経済コンサルタントとして活躍されている大江英樹氏の本を読んでいると、定年後時間があるので京都検定の一級を取った、という記事を読みました。
あっ!これだ!と思い、京都検定試験を受けることにしたのです。
ただ、試験は年1回しかありません。
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こんなブログも運営しています。
今年は、12月13日(日)に京都、東京で行われます。
僕は、受験のため京都まで行くことにしています。
最後に
僕は、定年後の一番の贅沢は、学ぶことだと思っています。
多分、人生の中でも一番自分に興味があることを学べる時期だと思っています。
つまり、定年後の学びこそ、もっとも贅沢な時間なのです。
なぜなら、小学校から高校までは、国の定めた教科書を基に学ぶわけです。しかも、そこには受験という制度もあります。
だから、そんな時期に、自分の本当に学びたいことがあっても、それ以外の知識も身に付けなければなりません。
大学まで行けば、自分が学びたい専門性を高めることが出来ますが、お恥ずかしい話、僕は、生活のためのアルバイトやそれをとしての社会勉強の方が多かったものです。
そして社会に出れば、仕事に必要な資格を取るため、または昇進のための勉強が必要になります。
そんな人生を送ってきて定年になると、おっ!好きなことが学べるではいまではないか!と気づくのです。
まさに、今でしょ!なのです。
僕は、先日、国立新美術館で行われている、漫画、アニメ、ゲーム、特撮をテーマにした『MANGA都市TOKYO』を観てきました。
自分のオタクな部分もわかって来たのです。
なんだ、遊びじゃないか、という人もいますが、それがなにか?です。
学ぶことと遊びは一緒。
定年後こそ、自分の好きなテーマを学ぶことが出来るチャンスだと思います。
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