定年後のアルバイト

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こんにちは、
よしおです。

僕は、大学生になった上京し、まず始めたことはアルバイト探しでした。
時は、1977年。

学生運動が華やかし頃から数年が経っていて、時代は落ち着きを取り戻し、ノンポリの学生が多かったと思います。

アルバイトは、簡単に見つかりまし。
僕が、最初のアルバイトを始めたのが、学生街の喫茶店。

大学には、いくつかの門がありますが、その一つの門の真ん前になる喫茶店でした。

大学の近くでアルバイトするのは、授業に行かなくなるのを防ぐためでした。

いまでその時の時給を憶えています。
受給350円。

40年以上前と言っても、相場よりは低い時給でした。
高校生の時、地元の富山で蕎麦屋の出前のバイトをしていましたが、それよりも安かったと思います。

それから40余年経った61歳になった僕は、再びアルバイトを探し出しました。

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定年後のアルバイト 応募から採用

定年後の就活では、面接までにも至りませんでしたが、アルバイトは簡単に決まりました。
僕が、アルバイト先を探すにあたって優先したのは、

1、自宅から近い。通勤30分内。
2、体をある程度動かせる。
3、若い人と一緒に働ける。

以上の3つでした。

肝心な時給などは、全く考えませんでした。
というのは、時給1,000円以上は普通だし、自営を伸ばすことを第一目標にしていたためです。

結局、僕は就活で、音楽雑誌の編集と中古CD店が断られるとすぐアルバイトの応募をしました。

応募したのは、家具や日用品の量販店で、名前は誰でもしっている企業です。

退職の1か月半前のことでした。

応募をするとすぐ面接の日時案内が来て、希望した店舗に向かいました。
面接と簡単な適性試験を受けて、採用の報告を待ちました。

1週間以内に返答するということでしたが、ちょうど1週間後に返答もらいました。
正直言うとこの時の1週間ほど、どきどきしたことはありません。

当時は、前の会社に普通に勤務していましたが、電話での返答ということでいつかかってくるかとひやひやしていました。

もし不採用なら、近所のコンビニに応募しようと思っていました。

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定年後のアルバイト 働き出して

採用が決まって、アルバイト先に行き、契約をしました。
ただ、実際の勤務まで1ヶ月半ほどの期間があります。

そこで面接してくれた副店長と話して、週一くらいで研修だけしましょう、ということになり、僕は休みの日にだけ、その店舗に行き研修を受けました。

そして、37年間勤めた会社を退職して、送別会をしてもらった翌日から、アルバイト先に出勤しました。

これに対していろんな意見があります。

僕の上司だった人は、半年くらいのんびりしたら、と言ってくれました。
また、僕のほぼ同時に定年後に退職した人は、しばらく何もしないと言っていました。

もちろんそれもいいかもしれません。
僕は、定年の2、3年前には妻にしばらく失業保険で生活しようかな、とも言っていました。

でも、その時の心境は、休むと鈍るという気持ちでした。
例えば、これが40代までだったら、休みたいと思ったかもしれません。

でも、60歳を超えると衰えは、下り坂を転がるようにダメになった行くと思っています。
僕は、身体が動く限り働きたいと思っているで、出来るだけ衰えるスピードは落としたと強く思っていたのです。

この判断がいいのか、悪いのか、多分10年後、20年後に出てくると思います。

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最後に

定年後も働きたい、または、特に働く必要がないけど何していいのかわからないという人には、アルバイトがおすすめです。

高校生の時、初めてアルバイトをしたことで世間を知ることになりました。

60歳で定年となり、社会で酸いも辛いも知った中高年が、やはり世間とのつながりは、働くことであり、しかも普通の人の日常の営みは、アルバイトでいることが一番時間できるのではないかと僕は思っています。

内館牧子著『終わった人』の主人公が、大手銀行から子会社の役員として63歳で退職した元エリート銀行員の話ですが、何か言動が浮世離れしているのは、もしかして普通の人の生活を実感していなかったからではないか、と思ってしまいます。

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