席を譲られる勇気

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こんにちは、
よしおです。

59歳の時。

だから今から約4年前。初めて電車の中で若い人から席を譲られました。

ショックと言うより驚きました。

その時のことについて書きたいと思います。

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席を譲られて断る心理

僕は以前から、電車内でお年寄りや立つのが辛そうな方には席を譲る方でした。

61歳までサラリーマンを続けていましたが、自分より明らかに年配の方には席を譲ったりしていました。

さて、59歳のある日の帰りの電車内での出来事。

帰りの東急東横線の中で、僕はつり革に掴まって立って文庫本を読んでいました。

目の前に座席に座る女子大生らしき二人連れが目に入りました。

そしたらおもむろに一人が、

「お席、どうぞ」

と席を譲るではないですか!

一瞬、自分のことだと思わず、左右を見ました。

どうやら僕のことのようです。

「いや、いいですよ」と言おうと思ったが、待てよ、逆にそれは失礼ではないか?

彼女たちから見れば、僕は父親以上の年配者に見えるはず。

ここで席を変わらないのは、彼女の好意を無にすることだと思い、

「ありがとう」

と言って、譲ってくれた席に座りました。

当然、もう一人の友人と思われる女性も立ち、その席には別の人が座りました。

さて、もし席を譲られても僕が素直に座らなかったらどうだっただろう、と考えました。

お互い気まずい雰囲気になりますね。

席を譲られても断る心理は、自分は席を譲られるほど老いぼれてはいない、バカにするなというものだと思います。

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電車内 席を譲る勇気 譲られる勇気

僕は、以前もっと若い頃、多分30代だったと思いますが、電車内で席を譲って断られたことが何度かあります。

断る理由としてすぐ降りますから、というのが一番多いです。
笑顔と共に「すぐ降りるから大丈夫ですよ。」と言ってくださればいいのですが、

「いや、結構」
なんてつっけんどんに言われるとこちらも少し嫌な気持ちになります。

僕は、女子大生が席を譲ってくれた時、一瞬、そんな自分の記憶が脳裏をかすめたのです。

彼女は、普通に譲ってくれたのかもしれないし、少し勇気をだして譲ってくれたのかもしれません。

それなら、僕も勇気を出して譲られようと瞬時のうちに考えたのでした。

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まとめ

しかし、生まれて初めて電車内で席を譲られるというのは、ショックでした。

相手が、40歳近く年下の娘のような大学生だとしてもです。

でも考えてみれば、20歳の大学生が60歳近くサラリーマンを見れば、くたびれた初老のサラリーマンとしか見えないのも確かです。

もし自分が20歳だとしたら、もっとひどいことを思ったかもしれません。
素直に席を譲られて良かった思うことにしました。

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