こんにちは、
よしおです。
定年後となれば、誰でも60歳は超えているはずです。
僕のが子供の頃の1970年代なら、もうりっぱなおじいさん、おばあさん、隠居、引退、余生、老後、という認識でした。
それは本人が望んだわけではなく、相対的に、日本の人口に占める60歳以上が数%の時代だったから、そう認識されていたと思います。
だから周りも本人も何か、新しいこと、挑戦しようと思っても「もう年だから」と考えてしまっていたのではないかと思います。
僕は、「もう年だから」と考えもしないし、もちろん言ったりしないので、自分の中ではこの考え、言葉は封じ込んでいます。いや、気にしないと言ったほうがいいかもしれません。
定年後 もう年だから 90歳の後悔
以前、ネット記事か本で次のような逸話を読んだことがあります。
90歳の女性に、ある人が、
「今まで生きて来られて、後悔していることがありますか?」
そうすると女性は、
「60歳の時にヴァイオリンを始めなかったこと」
と答えたそうです。
女性は、若い頃から音楽が好きで、特にヴァイオリンを習いたいと思っていたそうです。でも仕事、子育てなどが忙しく、なかなか始めることが出来ませんでした。
そして60歳になってようやく落ち着いてきたので、始めようかいう気になったそうです。
でも周囲の家族やそして自分も
「こんな年で、始めるの?」という反応で、自分も「もう年だから」と結局始めなかったそうです。
それから30年。
60歳で始めていれば、何曲かは弾けるようになっていたかもしれません。
90歳の女性は、それを後悔していたのです。
この話は、本当にあった話なのか、それとも作り話なのかは知りません。
でも、よく思い立ったが吉日というくらい、やりたいことはやった方がいいのです。
人生は、一回限りですしね。
定年後 もう年だから 目標の立て方
普通は、小学校6年、中学3年、高校3年で合計12年。
大学まで行けば、16年です。
つまりもし60歳から始めても高校卒業までの勉強が出来そうですね。
僕は、そのつもりでいます。
60歳で定年になって、そっから小学生になって、だから今は3年生やな、ということになります。
だから目標の立て方は、年数を区切るといいと思います。
そう考えると楽しいですね。
小学生の内にこれやっとこ、中学生になったらあれやろ、高校生になったら出来るようになったとこ、なんて考えると僕は楽しく思います。
サラリーマン時代に、同僚が、学生時代は、3年、4年と区切られていたからその中での目標を設定しやすかったが、サラリーマンはずっとだから張りがない、ということを言っていました。
その考えもどうかと思いましたが、ある年数を単位で考えると目標を立てやすいと思います。
僕は、65歳で法人化が目標です。
あと2年です。
僕の日々の歩みに掛かっているわけです。
最後に
実は、もう年だからと思っていた頃があります。
それは50代の頃でした。
多分、バリバリ働いていた30代から40代の頃に比べ、パワーダウンしてきた自分に気付いたのです。
その時、もう年だからと思ったものです。
その時の心理状態は、やはり自分の衰えに焦っていたのかもしれません。
でも、60歳を過ぎるとなんか吹っ切れるんですね。
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