定年後 再雇用の反乱

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こんにちは、
よしおです。

定年後に再雇用で働くには、いろいろ問題がある、と以前このブログで書きました。

それは言うなれば、当の本人、周囲の社員、雇う側の会社の利害の不一致なのです。

特に僕のように定年前と同じ部署で同様の業務を引き継ぐときは、それが顕著に出ると思います。

本人は、給料分の仕事をすればいい、と思ていても周囲はあまり良しとしません。まして会社は、抑えた人件費で同様の仕事してくれれば助かる程度には考えていたはずです。

結局、辛いのは本人なのです。

そんなことから、再雇用1年目の終わりころ、細やかな反乱をしたことについて書きたいと思います。

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定年後 再雇用でのもやもや

定年後、再雇用で働いて9ヵ月ほどが経ちました。僕は、なぜか毎日もやもやしながら出勤し、働いていました。

一番の理由は、給料以上の仕事をしていることへの不満でした。

給料が2/3になったのだから、2/3の負担を感じる仕事でいいのに、と思っていたのに、実際は、現役正社員時代と変わらない労働時間、仕事内容だったのです。

しかも、新たに新しい仕事も加わりました。

そのひとつが、会社のトップに月曜日の朝一に資料を持って説明に行くというものでした。
その業務自体は、特に重要とは思われず、以前は、秘書に渡していただけなのですが、トップからは直接の手渡しと説明を要求してきたのです。

それに対して僕の上司もいろいろ理由を付けて嫌がり、結局僕にお鉢が回って来ました。

毎週月曜日の朝が嫌でした。

前日の日曜日の夕方から憂鬱になっていたものです。
そして、その月曜日朝一の仕事が終わったら、もう1週間の仕事が終わったかのような解放感を感じたくらいです。

それほどその仕事が嫌だったことと、その他の仕事は嫌いではなかった表われです。
これ以上書くとトップの悪口になるのでこの辺で止めておきましょう。

僕が、唯一誇れるのが、定年までの35年間を真面目に働いてきたことです。
会社に損害を与えることもなく、ある程度の利益ももたらしたと思います。

また僕自身も働き過ぎにより健康を害することもなく生き抜いてこられました。
そして一緒に働く仲間たちにも恵まれたと思います。

しかし、それはある程度の給料があったからです。

つまり

現役時代は、給料≧我慢

再雇用後は、給料≦我慢

こんな感じです。

60歳を過ぎて雇ってもられるだけでもいいじゃないか、という考えもあります。
もちろん、僕にもそんな考えはありました。

しかし、月曜日の仕事と月例会議に出席しなければならないことに我慢出来なくなってきたのです。


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定年後 再雇用 反乱

そして、再雇用で働きだして、9ヵ月が過ぎたある日、僕は、直属の取締役にある条件を切り出したのです。

まあ、細やかな反乱ですね。

どこの企業も多かれ少なかれ、再雇用の条件は、企業主導です。

「これこれこういう業務で、給料は〇〇円で、勤務日数は、週〇日、こんな条件ですがいかがですか?」

と会社側と従業員の間でやり取り、いや従業員が突きつけられています。

そこで僕は、2年目の契約を前に、こちらから条件を切り出すことにしたのです。

それは週4日勤務にしてほしい、と言うものでした。
ただ、社会保険がどうのこうのとかまで考えていませんでした。

いま思うと時給制にして週20時間勤務にしてくれと言った方が通ったかもと思うこともあります。
それなら会社側は、社会保険の負担が無くなるからです。

時給2,000円で週4日20時間勤務。社会保険なし、手当は交通費のみ、なら受けてくれるかな、といまなら考えられます。

でもその時は、そこまで考えていませんでした。

とにかく2年目の契約に向けて、週4日、もちろんフルタイムでの勤務という条件をぶつけてみました。

取締役は、トップに相談するということでした。
僕は、すんなりOKが出ると思っていました。

というのも、事前に総務部長にそれとなく聴いたら、8掛けで落ち着くと思う、と見解を示していたからです。

取締役からの返答は、意外なものでした。
給料が、半分になりますがいいですか?

というものでした。

そしてそれが嫌なら辞めて頂いてもいい、とも付け加えられました。

結局、2年目も今まで通りの勤務で行くか、給料半分で週4日勤務で行くか、それとも退職するかを自分で決めなければならなくなりました。

ただ、直属の上司は、僕に今まで通り勤務することを望んでいました。

それは当然で、自分が大変になるだけだからです。また、僕が2年目の契約をしないとなるとあと2ヵ月しかないというのも渋ったり理由でした。

とりあえず、取締役には一晩考えて返答すると伝えました。

妻にも相談しました。
元々定年で退職すると言っていたので、好きなようにすれば、ということでした。
アルバイト情報などもチェックしました。

いいなと思うバイトは、意外と1日4時間のものが多かったように思います。

なんとかなるという思いと、やはり収入がいきなり激減するという間で、僕は一晩まんじりともせずに過ごしました。

翌朝にもまだ結論が出ませんでした。

出社して上司や仲間の顔を観て決めようと思いました。

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最後に

結局、僕は2年目の契約も同様にすると取締役に伝えました。

しかし、ここで意外な展開が出てきたのです。

2年目の契約をする1ヵ月前に総務部長から呼び出されました。2年目の契約条件を提示したいということです。

総務部長が提示した条件は、1年目とほぼ同じでしたが、1ヵ所だけ変わっていました。それは1年目に付いていた特別手当5万円がなくなっていることです。

月5万円がなくなるのは大きい。僕はこれに難色を示しました。

そうしたら総務部長は、段階的に減らすというのはどうですか?
例えば、2ヵ月毎に1万円ずつ減らすというのは?
それでいいなら僕の方でトップの了解を取りますが、というので、僕は、お任せします、と答えました。

結局、特別手当の5万円は、2ヵ月毎に1万円ずつ減額して、10か月後の2019年8月以降なくなることになりました。

そして僕は、2019年7月末で37年6ヵ月勤めた会社を退職しました。

定年後 再雇用 問題点 <<<こちらもお読みください。

 

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